Travelogue(トラベローグ)

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デザインで信頼感を補う

2009.11.01

ネットで本を買うときはいつもアマゾンで買っていたのですが、ふと、自分がマイルを貯めている航空会社のパートナーになっているサイトから買えば、マイルが貯まって得だと気が付きました。
そこで、航空会社のサイトをチェック。パートナーのショッピングサイトがいくつかリンクされているのを見て、どこで買おうか検討しました。

と言っても本が買えるパートナーサイトは2つしかなかったのですが、一方ではマイルが倍増して貯まるキャンペーンをやってました。
もう一方では、特にキャンペーン等はなく、普通に通常のマイルが貯まるだけでした。

最初はキャンペーンをやってるほうから買おうと思ったのですが、いざそのサイトを開いてみるとどうも気が進まず、買う気になれません。というのは、

  • 聞いたこともないサイト(企業)であること
  • Webサイトのデザインが安っぽいというか、微妙・・・

という理由です。
取るに足らない理由と思われるかもしれませんが、消費者としての視線だと「何となく」気が乗らないのです。
聞いたことも無いサイトだからと言っても、航空会社のパートナーサイトになっているくらいなのですから、おそらくきちんとした企業が運営しているのだと思われます。
ただ、そのショッピングサイト(デザイン)を見ていると、
「せっかく会員登録してもすぐに閉鎖されてしまうのでは?」
とか
「個人情報やクレジットカード情報は大丈夫?」
とか感じてしまうのです。

結局、僕はキャンペーンでマイルがお得なこのサイトを利用するのはやめて、もう一方のサイト(こちらは誰でも知っているような有名なショッピングサイト)で本を購入しました。

ホームページは企業の顔

ホームページは企業の顔Webデザインというのは、まさにその企業の顔(看板)です。
特に、「名前を聞いたことの無い企業」の場合、ユーザーはそのホームページの見た目の印象で、企業に対して先入観を抱いてしまいます。ここで注意しておきたいのは、「誰でも知ってるような有名企業」の場合、ホームページ以前に既にユーザーからの信頼感が構築されているので話は別だということです。

つまり、実際は立派なビルを構えるような大きな会社だったとしても、名前を聞いたこともなく、そのビルを訪れたこともないユーザーにとってはホームページの印象がすべてになってしまうわけです。
いくら会社概要ページなどに立派な数字を掲載していても、ユーザーは、そのページまでじっくり読み進んでくれる前に、ぱっと見たときのホームページの印象が「すぐに閉鎖されそう」とか「うさんくさい」というものだったら、その時点でユーザーは引き返してしまう可能性も高いでしょう。

これではせっかくホームページを開設している意味が無い、というよりもまさに逆効果(イメージダウン)になってしまっていると言えます。こういう状態ではホームページなんて無いほうがまだマシです。

逆の言い方をすれば、ホームページのデザイン次第で、実際以上の信頼感をユーザーに与えることができるということです。それほどデザインは重要なものなのです。

一応補足しておきますが、ここで言う「良いデザイン」というのは、何か画期的なデザイン性や奇抜さ、芸術性などを意味しているのではなく、使いやすくて見やすくて、きちんとプロのデザイナーが作ったと判別できるようなクオリティの高さと信頼感を備えているデザインのことです。

デザインの重要性はWebサイトの分野(種類)によって違う

たまに、SEOなどのノウハウ本などを見ていると、デザインにこだわってもあまり意味がないというような記述を見かけることがあります。
例えばアフィリエイト(広告収入)などを目的としている無料の情報サイトなどの場合、確かにデザインにあまりこだわっても意味はないように思います。
(と言ってもある程度以上のレベルの見やすいデザインは不可欠だと思いますが)

この件はサイトの分野によって考え方がまったく異なると思います。
つまり、デザインにとことんこだわる必要がある分野もあれば、そこまでこだわらなくても結果には大差ない分野もあるというわけです。

例えば、会社案内サイトやショッピングサイトは、ホームページをぱっと見た感じの印象がとても重要な分野の主たるものだと思います。

逆に、例えば、ブログで何かのノウハウを無料で公開して広告収入を得ているサイトや、写真やイラストなどの素材集を無料で配布しているサイトとか。こういうサイトではユーザーはコンテンツ(掲載内容)にしか興味がないので、そこそこ使いやすいデザインだったらまったく問題ありません。
しかし、これらのサイトが「無料」でなくて「有料で会員制」ということになると話は別です。ユーザーは、デザインも含め、サイト全体に信頼感を強く求めるようになるでしょう。

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