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トレッキング in ネパール/ポカラ~ダンプス~ランドルン~ゴレパニ

最終更新日:

2011年の3月に行ったネパールのトレッキング旅行記です。
山歩きの話だけ書いた記事内容になっていますが、行ったのは2011年ですので情報が古くなっている可能性があります。
その点を踏まえて参考程度にご覧ください。

トレッキングのコース

ネパールと言えばヒマラヤ

ネパールと言えば世界一のエベレストを有するヒマラヤ山脈の国です。つまりネパールに行く人の目的は山歩き(トレッキング)であることが多いんじゃないかと思います。
僕は2004年にも行ったことがあるのでネパールは今回で2回目です。

2004年のときは、ポカラ~ダンプス~カスキ村~サランコット~ポカラという最も初心者向けっぽいコースを2泊3日で歩いたので、今回はちょっと難易度を上げて、ポカラ~ダンプス~トルカ~ランドルン~ガンドルン~タダパニ~ゴレパニ~ウレリ~ティルケドゥンガ~ポカラというコースにしてみました。

当初はこのコースを6泊7日で歩く予定だったのですが、急ぎで日本に帰国しなければならない事情が発生してしまって4泊5日で踏破しました。

ポカラ~ダンプス

2004年のときはポカラからバスでフェディまで行って、そこから長い階段を登ってダンプスへ向かうルートだったのですが、今回はスタート地点を変更して、フェディよりもっと東のほうの村からのスタートでした。(村の名前を忘れてしまった!)

ダンプスが意外と近かった

挨拶すれば笑顔でこたえてくれる

2004年の記憶では、フェディから急勾配の階段の登りがずーっと続きかなりきつかった覚えがありますが、今回は最初の山の入り口付近だけは多少勾配が厳しいですが、その後すぐに歩きやすい道になって楽です。ただし距離的にはもちろんフェディのほうがダンプスには近いと思います。

聞いた話によるとダンプスまでは車で行ける道もあるらしく、つまりそれほど山奥の辺境地な感じではありません。民家もそこそこ多く、学校もあって子供たちもたくさんいます。

ヒンズーの小さな祠が見えてきてこの辺りなんか見覚えあるな・・・とか思っていると、既に意外と早くダンプスに到着してしまっていて、あまり早く着いても何もやることがなくとりあえず本読むしかありませんでした。

ちなみにネパールへは一人旅ですが、山に関しては初心者ですのでちゃんとネパール人のトレッキングガイドさんをポカラの街で探し、同行してもらってますので、ガイドさんと僕の二人で数日間の山旅です。

ネパールの地酒、ロキシー

ダンプスへ向かう道

ネパールの地酒はロキシーというお酒なのですが、日本酒みたいに熱燗にして飲むと体が温まります。時期的に山の上の夜間はまだ寒かったので、毎晩ガイドさんとロキシーを飲んでしみじみと語り合ってました。

ガイドさんにちらっと聞いた話でうろ覚えですが、ロキシーはネパールの地方ごとに材料が違うとかなんとか・・・米だったり粟だったりするとかなんとか。
で、今回のトレッキングコース周辺の地域は確か粟と言っていたような気がします。(間違ってたらすいません)

ロキシーは各家庭ごとに自分で作っているようで、トレッキングの途中で泊まり歩いた宿で作ってないところはありませんでした。
各家庭ごとに作ってるとは言っても素人の僕には味の違いは分かりませんでしたが、寒い山の上でガタガタ震えながらビール飲むよりは燗酒のほうがGoodです。味も日本酒とか焼酎みたいなもん?でなかなか美味しいお酒です。

ダンプスにて快晴の朝焼け

翌朝、寝ていると夜が明ける頃に部屋の扉をドンドンとノックされました。
一体何事かと思ったら、超!快晴で朝焼けが綺麗なので宿の人が起こしに来てくれたのでした。なかなか粋なことをしてくれます。

部屋から出るとそれはもう・・・・・・来て良かった・・・・・・心から思えるひと時。
7年前にダンプスに来たときはここまで綺麗に見えた記憶がないので、ダンプスにはそれほど期待はしてなかったのですが、ダンプスでも十分すぎるほどすごかった!

マチャプチャレ

マチャプチャレ

マチャプチャレ

朝焼けに刻々と表情を変化させるマチャプチャレにかなり長いこと見入っていました。一体何枚写真を撮ったことか・・・
やがてすっかり空は青くなり、ようやく写真撮影もひと段落して朝食。

ダンプス~ランドルン

ダンプスでの朝の景色に大満足しつつ意気揚々と出発。ダンプスまでは7年前も来ているのでここから先は僕にとって未知の世界。まだ見ぬ地への冒険にますますテンションも上がります。

トレッキングに必要な許可証

ダンプス以降、途中のいくつかの村でパーミット(この地域でのトレッキングに必要な許可証)のチェックがありました。
許可証はポカラの街でとれます。確か二種類必要だった気がしますが、詳しくはポカラの宿で聞けば教えてくれます。ネパールの物価からすればかなり高額ですが、許可証がないと入域できません。

パーミットの検問所のあった集落

道沿いに検問所のようなものがあって許可証の番号などをチェックされます。
超いい加減でチェックしたフリだけとか、検問所に誰もいないとかを想像していたんですが、どこの検問所でもネパールにしてはかなりきちんとチェックしているような印象がありました。検問所のネパール人はマジメに働いています。

上の写真はダンプスを出て少し行ったところの村(集落)ですが、ここにも検問所がありました。ちなみにこういう村には道は一本しかないので検問所を回避して進むことは出来ません。

少ない着替えでのやりくり

春先の山は日中はそれほど寒くなく(というか涼しい)ずっと山道を歩いているので常に汗だくの状態です。
トレッキングの期間中は、旅行に持ってきている大きなバックパックはポカラの宿に預かってもらって、トレッキング用の小さめのザックに必要な荷物だけを詰め込んで背負っています。

この日昼食休憩をした食堂

歩けばすぐ汗だくになってTシャツばビショビショになってしまいますが、途中休憩でしばらく座っていると高山の風が冷たくてすぐに寒くなります。こうなるとビショビショのTシャツをそのまま着ているのが苦痛。

街中ならある程度気にしなくても心配はいらないですが、山深くて相当不便なところでこの先も数日過ごすことを考えると、楽しむためには体調管理こそが一番重要。身体を冷やすとロクなことが無さそうなので寒くなったらすぐに着替えるのが得策です。

かと言ってトレッキング用のザックにそんなに着替えなんて持ってませんし、数日同じ村に滞在するなら洗濯すればいいですが、基本的に一泊だけで次の村へ向かうことになるため洗濯してる時間はないかも。

汗だくで歩いた道

そこで僕がやっていた方法は以下の通り。(たいした方法じゃないですが。。)
その日の歩いているとき用のTシャツをまず二枚用意します。というか前日と同じものでもいいと思いますが、宿で寝る時用のTシャツだけは別に確保しといたほうがいいかも・・・。
一枚は着て、もう一枚はザックにはいれず、ザックの紐やサイドの網ポケットなどに括りつけておきます。

高山のため日中の直射日光がかなり強烈で首の後ろの日焼けがひどいので、首に巻いておくのもいいと思います。
数時間歩いた後に休憩するときには、着ているTシャツは汗だくでビショビショになっていて、ザックに括りつけておいたほうは、完璧ではないですが結構乾いています。
前述の通り直射日光が強烈なので、ザックカバーのようにうまくザックの表面に広げて固定できればもっとちゃんと乾くかもしれません。(カッコ悪いですが・・・)

ということで乾いたTシャツに着替えます。今度はもちろんビショビショになったほうをザックに括りつけます。
それで数時間また歩き、次の休憩のときにまた交換。これを繰り返してビショビショのTシャツで身体を冷やすのを避け、一日を乗り切ります。

ランドルンでビーサン購入

ダンプス~ランドルンの道で

そんなわけでこの日の目的地であるランドルンへ到着。
夜遅くなるとお湯が出なくなりそうなのでさっさとシャワーを浴びようと思ったのですが、ここで困ったことが・・・ビーチサンダルをポカラに忘れてきてしまったのです。

山の上の宿は、山小屋的なところなのでシャワーやトイレは共同のところがほとんどです。つまり半端なく汚いことが多く、裸足で事を済ませるのは厳しいものがあります。
(ダンプスでは宿の人に頼んだらビーサンを貸してもらえました)

ランドルンは小規模な集落で、山の斜面に民家や宿が立ち並んでいるところです。
宿の人にサンダルを売っている店が無いか聞いてみましたが、この村に店は二軒(三軒だったかも?)しかなく、サンダルを置いてるかは微妙と言われました。

とりあえずこの小規模な集落で道に迷う心配は無さそうなので、ひとりで歩いて教えてもらった店の方向に行ってみると、店というのは日本で言うタバコ屋さんみたいな規模。
これは無いだろうな・・・と思いつつダメもとで聞いてみると、なんとありました!
しかも青や緑の色違い・サイズ違いでいくつか店の奥から出してきてくれて、意外と品揃えが充実していて驚きました。

ランドルンは車が来れる場所ではなく、徒歩しか交通手段の無いところですので、気を利かせてサンダルまで買い付けて運んできてくれた人に感謝です!
ちなみにトレッキング中に数多くの「運び屋」の若者たちとすれ違いました。
彼らは大きな荷物を背負って、徒歩でこのような山奥の村へ生活物資を運ぶ仕事をしています。

ランドルンからの絶景

そんなわけでその日も暮れていき、夜になるとかなり冷え込んできました。
寒すぎるので宿の人に言って毛布を二枚貸してもらいました。
疲れきって早い時間に寝てしまうので、起きるのも早く、夜明け前に空が白み始めた頃には余裕で目が覚めてしまいます。
外に出てみると・・・・・・これはヤバイ・・・・・・

ランドルンからのアンナプルナ・サウス

ランドルンからのアンナプルナ・サウス

ランドルンからのアンナプルナ・サウス

最後の写真で手前に写っている青い屋根の建物が泊まった宿です。
前日にあれだけ感動したダンプスからの眺めと比較しても、明らかに山々がぐっと近くにそびえ、迫力が段違いです。
方角的に、ランドルンからはマチャプチャレではなくアンナプルナ・サウスがよく見えます。

ランドルン以降

すいません、ランドルンまで書いて、その後のことも後日追加して書こうと思ってたのですが、長いことこの記事を放置してました。笑
ランドルンの後のことも詳しく書きたいところですが、何年も経って正直忘れてしまったので、適当なことを書くのはやめときます!笑

ゴレパニのプーン・ヒル

プーン・ヒルからの眺め

一応超簡単に書くと、ランドルン以降はガンドルン(1泊)~タダパニ~ゴレパニ(1泊)~ウレリ~ティルケドゥンガ~ポカラというルートでした。
3月だというのに、ゴレパニに向かう途中で軽めに雪が積もってたのを覚えてます。

ゴレパニでの朝は、プーン・ヒル(3210m)に登って日の出を見るのが定番コースとされてるようですが、確か前日に飲みすぎた?のか、僕は日の出の時間に起きれず、午前中に登りました。笑

しかし、噂では日の出の時間のプーン・ヒルは観光客でごったがえしてるらしく、僕が行った時間は人っ子一人おらず、すぐ向かい側にそびえる8000m級のダウラギリをじっくり眺めて静かに黄昏れることができたので、日の出にこだわらない作戦も個人的にはおすすめです!

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