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世界遺産・平泉をペットと一緒に観光

世界遺産に登録された岩手県の平泉に行ってきました!
僕は仙台出身なのでおとなりの岩手には何度も行ったことがあるんですが、平泉は今回が初めてです。
ちなみに平泉は岩手県ですが、宮城県との県境からそんなに離れていないところなので、車があれば仙台からも日帰り旅行が可能です。

世界遺産・平泉

平泉は「平泉〜仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」という名で世界遺産に登録されています。
ひとつのお寺だけが世界遺産なわけではなく、このエリアにはたくさんの見所があります。
特に有名なのは中尊寺の金色堂ですね。

世界遺産・平泉

月見坂は犬と一緒に歩ける

神社仏閣などを観光でみてまわるのはとても好きなのですが、犬連れだと入場できないところも多いのが悩みです。
そして日本の観光地というのは神社仏閣に関連する場所の割合がとても多いように思います。

中尊寺エリアは、駐車場から山を歩いて登っていくといくつかのお堂があって、最後のほうに金色堂があります。
お堂の中まではワンコ連れで入ることはできませんが、駐車場から歩いていく道(月見坂)がそれなりに距離があって、ここはワンコを歩かせてOKだそうです。
月見坂の途中には一休みできるお店もあり、店の前におかれたベンチなら犬連れでも大丈夫ですので、団子や甘酒をいただけます。

世界遺産・平泉

お堂の中はペット不可なので一緒に行った人と交代でみてくるしかないです。くれぐれも外にワンちゃんだけを置いて待たせるのはやめましょう。
金色堂は、テレビなどでみたことはありましたが、実際に目の当たりにすると想像より遥かに素晴らしくてその迫力に圧倒されました。さすが日本が世界に誇る世界遺産という感じです。ちなみに写真撮影は禁止されてます。

世界遺産・平泉

岩手と言えばわんこそば!

ネットで見た情報によると、わんこそばは日本三大そばに挙げられることもあるようです。
平泉では、店の人がとなりでどんどんそばを出してくれる形式ではなくて、あらかじめ大きなお盆にたくさんのお椀に入ったそばを出してくれる「盛り出し式」のわんこそばが食べられます。
せっかく平泉まで行ったならぜひともこの盛り出し式わんこそばを食べたい・・・しかし、平泉にはペット可の蕎麦屋があるんだろうか??
そんな心配は無用でした。なんと中尊寺の駐車場のところに犬連れでもOKのお店があったのです。

中尊寺の第一駐車場はいくつかの土産屋や食事処が駐車場を囲むように並んでいます。
駐車場に車を停めてペット可の蕎麦屋がないか探していると、「食事処むつみ」というお店のおばさんが快くOKしてくれたのでした!
これはラッキー!と言いつつ、とりあえず中尊寺をみてからまた来ます!とひとまず中尊寺をみてきました。
しかし・・・・・思った以上に中尊寺が見応えがあり、時間がかかってしまい。。。
なんと駐車場に戻ってきたときには、「食事処むつみ」さんだけではなく、周辺のお店はみんな既に閉店・・・・・・・・ガーン。

蕎麦屋が閉まっててガーン。。。

時間に余裕をもって行動することが大切ですね。(^_^;)

毛越寺へ

毛越寺は中尊寺からはちょっと離れたところにあります。ここにはとても広い庭園があります。
仏の世界(浄土)を地上に表現した庭園とのことで、とても美しいところです。
ペット可かどうかは事前にネットで情報を集めてから行きましたが、念のため入り口の入場料を払う場所で聞いたところ、犬はキャリーバックに入っていれば一緒に入場してOKとのことでした。
敷地内でワンコを歩かせるのはNGですので、ずっとバックに入れておく必要があります。

毛越寺

松尾芭蕉直筆の句碑

毛越寺の敷地内には、松尾芭蕉がこの地で読んだ直筆の句碑があります。
「夏草や 兵(つわもの)どもが 夢の跡」
たしか中学か高校のときに習った俳句なので、覚えている人も多いと思います。
個人的には、なぜかこの俳句のかもしだす雰囲気が好きでよく覚えていたので、この場所で芭蕉が読んだ俳句だったのか!!!とかなり感動しました。
ちなみに芭蕉が源義経の主従をしのび、よんだ俳句だそうです。

「夏草や 兵(つわもの)どもが 夢の跡」

セミの密集・・・

夏の暑い時期に行ったのですが、庭園を歩いているとセミの声がものすごかったです。
夏という季節をひしひしと感じ、ますます「夏草や・・・」という俳句が身にしみます。
そして庭園にある大きな木々をよく見てみると・・・
こんなにセミが密集してとまっているのは初めてみました。笑

セミが密集してとまっている木

以上、世界遺産・平泉のペット(犬)連れ旅行記でした!
時間的に今回は中尊寺と毛越寺だけになってしまったので、実家の仙台からも近いことですし、また今度行きたいです。

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